2014年5月24日土曜日

仮面ライダー 深山橋

第81話「仮面ライダーは二度死ぬ!!」

第81話のエピローグでのオートバイ走行シーンは東京都西多摩郡奥多摩町の、これも奥多摩湖に架かる深山橋で撮影されています。静岡から山梨を経て奥多摩町に至る、国道139号の終点がこの深山橋に当るそうです。


本郷の背後の道路は国道411号。玉石垣には落石防止ネットが貼られています。


照明が和風な物に変わっていました。深山橋の起点側のバス停が「陣屋」で、近くに同名のおそば屋さんもありますが、それに会わせてのデザインなのでしょうか?


三頭橋と同様に、歩道と車道の間のガードパイプも新しくなっています。


下路アーチ形式の深山橋ですが、構造自体は全く変わりないようです。


この日、深山橋は耐震補強工事中でした。手前が深山橋。奥がサソリトカゲスが酸欠ガスの実験を行った三頭橋です。異なる構造形式の見事な橋が連続しており、撮影も効率よく行えそうです。


放映日 1972年10月14日

取材日 2014年1月21日

2014年5月21日水曜日

仮面ライダー 三頭橋

第81話「仮面ライダーは二度死ぬ!!」

ゲルショッカーの次峰サソリトカゲスが、元ショッカーの科学者たちを相手に酸欠ガスの実験を行うアーチ橋は、奥多摩町と檜原村とつなぐ奥多摩周遊道路の起点、三頭橋(みとうばし)です。

奥多摩湖の対岸はイヨ山。その奥の三頭山を超えると檜原村です。取材時は国道411号の西東京バス「陣屋」バス停辺りから撮影しました。


ショッカーの科学者たちを乗せたマイクロバスはイヨ山のふもとの湖畔道路を三頭橋へ向かっています。


三頭橋はイヨ山と大寺山の間に架かっており、橋の奥には向山〜奈良倉山(山梨県)が霞んでいます。


マイクロバスの後方に三頭橋の終点側のコーナーが確認でき、アウトコース側の擁壁の形状も一致します。


橋の印象は全く変わりませんが、細かい所を見ると斜めに張られたケーブルの結合部に照明が追加されています。アーチ部材は比較的最近塗り直されているような気がしました。


歩道と車道の間にガードパイプが設けられていました。


欄干も新しくなっており、一定間隔に異なるデザインのレリーフの装飾が施されていました。


新しい欄干はなかなか頑丈そうです。


奥多摩湖に架かるこのニールセンローゼ形式を持つ三頭橋は1969年完成したものだそうですが、そのモダンな印象は湖との対比も美しく、とても45年も前につくられた物とは思えません。


放映日 1972年10月14日

取材日 2014年1月21日