2011年6月28日火曜日

仮面ライダー 城ヶ崎シーサイドガーデン

第22話「怪魚人アマゾニア」

伊豆海洋公園内の城ヶ崎シーサイドガーデン磯プールでは、立花レーシングクラブの一行が海水浴を楽しむ季節感のあふれる場面と、FBI捜査官のエリナ杉崎がアマゾニアに捕われる場面が撮影されています。

磯プールは7月中旬〜8月末までのオープンです。



再度海中捜査に赴く滝とエリナ。
この日は海水浴シーズンに向けてプールの塗り替え中で、水も全て抜かれていました。



滝を捕えた後、エリナにも迫るショッカーの魔の手。エリナは上段側のプールの縁を走っています。


この場面でエリナの走っている所は、スライダーのあるプールの縁です。ここの縁は他と比べて大きく補修されているようです。



コンクリート張りだった地面には、アスファルトが貼られています。足が滑りにくくなっているのではないでしょうか。


5段目の写真でエリナ杉崎が走っていた所と同じです。画面奥の陸地に生えている二本の松が一致するのが分かります。



プールの底面は、塗装面積は狭いようですが、番組撮影当時から水色に塗られていたようです。


スライダーのすぐ脇に休憩する所があります。
自分はもう一段上から撮影してしまいましたが、この海水浴のシーンの見下ろしカットは、この平地にカメラをセッティングしての撮影であったかと思われます。


一文字が岩場にたたずむエピローグは、シーサイドガーデン内、磯プールから、少し離れた所にある岩場です。


この日は大勢の方がダイビングの練習中でしたので遠巻きに撮影しましたが、岩場の近くの波打ち際でカメラを構えないと、劇中のアングルにはならないようです。

この日、磯プールはペンキの塗り替え中で立ち入り禁止でしたが、無断撮影していて、係員の方に注意されましたが、訳を話しました所、昔怪人が出たと言うような事もご存知で、危険が無い様にと快諾していただけました。ついでに撮影を躊躇していた50mプールのこともお訪ねした所、どうぞどうぞと言う事で取材させていただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。有り難うございました。

放映日
1971年8月28日

取材日
2011年6月19日

2011年6月26日日曜日

仮面ライダー 伊豆海洋公園

第22話「怪魚人アマゾニア」

第22話は水中撮影パートを除き、全編に渡って静岡県伊東市伊豆海洋公園
を中心にした城ヶ崎海岸線で撮影が行われています。

撮影場所は「伊豆海洋公園ダイビングセンター内」、自然研究路の「蓮着寺」周辺、城ヶ崎ピクニカルコースの「門脇吊り橋」周辺に集約されていそうな気がします。


藤兵衛の元へ向かう一文字。
「城ヶ崎海岸駅」方面から東海バスが来る道です。観光マップには椰子の木並木とありましたが、番組中の沿道には椰子の木はまだありません。


藤兵衛のいる所は伊豆海洋公園、城ヶ崎シーサイドガーデンの入口前です。ダイビングをする人以外はここをもう少し進んだ所にある「城ヶ崎みはらしガーデン」が、正式な伊豆海洋公園への入口になるようです。



一文字の背後に、恐らく東海バスの案内板が見えます。現在バス停は入口から少し離れた所にあります。海洋公園のバス停も城ヶ崎みはらしガーデン側へ移動したのかもしれません。


「城ヶ崎海岸駅」から徒歩15分、「伊豆高原駅」よりバスで15分「伊豆海洋公園」下車、だそうですが、今回の取材では「城ヶ崎海岸駅」からタクシーを利用しました。



藤兵衛たちと合流した一文字。植え込みには竜舌蘭とツツジが今もおなじように植えられています。


I.O.P.ダイビングセンターは1964年益田海洋プロダクションにより設立されたそうです。シーサイドガーデンは夏期海水浴シーズンのみの営業。


藤兵衛の背後にある建物はI.O.P.ダイビングセンター内の施設です。

みはらしガーデン自体はロケ地とはあまり関係がないのですが、あじさい苑がなかなか見事でした。この日はゆっくり見る事が出来ずに残念でした。


放映日
1971年8月28日

取材日
2011年6月19日

2011年6月11日土曜日

スーパーロボット レッドバロン 鷹取山磨崖仏

第18話 「見よ!レッドバロンの最後」

鷹取山をハイキングコース五番(磨崖仏往復コース)を10分ほど進むと、巨大な磨崖仏の弥勒菩薩像があり、またその周辺でも数多くの場面が撮影されています。



その強烈な存在感からは異国情緒を感じます。横須賀市在住の彫刻家、藤島茂さんが昭和40年ごろ制作した物だそうです。


菩薩像に上るなとは書いていませんでしたが、上っている人は一人もいませんでした。


磨崖仏の周辺の岩壁は薮が育ち、上に立つ事は難しそうです。


磨崖仏の向かって左側の通路を抜けたあたりです。クライミングガイドでは桜岩という名前があるようです。


やはりクライミングガイドでは前浅間エリアと呼ばれている辺りです。


ここも前浅間エリアです。


前浅間・前衛壁正面と呼ばれている岩場です。


物語の終幕は公園入口付近の広場に戻っての撮影です。


定番カットでおしまいです。

高い岩場から見下ろしたカットの検証は全く出来ませんでした。岩に上ってみようかとも思いましたが、流石にちょっと無理でした。

この日、自分と同じ様にレッドバロンのプリントと景色を見比べながら、写真撮影している方がいらっしゃいましたが首尾はいかがだったでしょうか。

第18話 「見よ!レッドバロンの最後」
1974年10月31日