サボテンバットがおばさん達をサボテンにして回る場面は、東映生田スタジオ周辺の多摩美1丁目の住宅地で撮影されています。
サボテンを売っているところは多摩美1丁目8。家並みや傾いた電柱がほぼそのまま残されていました。
ピンクの服のおばさんがサボテンにされる道も同じ一角での撮影です。ここも左側の青い瓦のついた白壁、右側の石垣と側溝など、番組撮影時と同じ雰囲気が多々残されています。
黒い服のおばさんがサボテンにされる場所は、多摩美1丁目から麻生区高石3丁目へ降る長い階段です。
階段を見上げて右側の多摩美1丁目11と12のお住いにも当時の雰囲気がよく残されていました。白いハート型のフェンスに妙に郷愁がそそられます。
階段から下ると県道124号線。少し前はその辺りにミニシアター「グリソムギャング」があり、上映会に参加する際は少し回り道をしてこの階段をよく利用しました。
青色 サボテンを売っていたところ
黄色 ピンクの服のおばさんがサボテンにされるところ
赤色 黒い服のおばさんがサボテンにされる階段
多摩美界隈も歩いていると新しいお住いが増えてきたと感じますが、今回取材に訪れたところはいずれも当時の雰囲気が色濃く残されていました。
1973年1月27日
取材日
2016年11月26日