スーパーロボット レッドバロン ＵＲ希望ヶ丘団地

第15話　「予告された罠」

悪夢から目を覚ました健が、鉄面党の罠にかかり実際に殺人容疑を掛けられる場面も希望ヶ丘団地の広場で撮影されています。



牛乳配達員に襲いかかる健。このパーゴラは広場の西側にありました。奥に見えるのは希望ヶ丘団地7-1-1棟です。


パーゴラは一見同じ様に見えましたが、棚の部分が新しくなっており支柱の数も増えていました。奥に見えるのは6-26-4棟です。


逃走する健。電話ボックス同じ場所にありました。左奥は6-26-5棟の階段室です。


健を追うSSI。公園で良く見られるタイプの腰掛けは撤去されていました。電話ボックスの左横には区立希望ヶ丘保育園がありました。奥は6-26-4棟です。


物語の最後に写る棟は6-26-1棟のエントランスです。



この放映の約1年前、1972年9月1日放映のウルトラマンAの第22話「復讐鬼ヤプール」ではTACが超獣を攻撃する場面で建築中の希望ヶ丘団地が確認出来ます。

放映日

1973年10月10日

取材日

2013年11月1日

スーパーロボット レッドバロン ＵＲ希望ヶ丘団地

第15話　「予告された罠」

健がSSIの仲間に追われ銃撃される悪夢のような場面は、世田谷区船橋のＵＲ希望ヶ丘団地の7-8-2号棟で撮影されていました。中央に吹き抜けのあるツインコリダー型の高層団地です。

エピソードタイトルでは不安定なアングルで吹き抜けを見上げています。


健が仲間に追いつめられる場面では中層の階段室から中庭を見下ろしています。


健に迫るSSIの隊員達。中庭にはパイプが張り巡らされていました。奥の壁面は階段室です。


ボスの銃弾に倒れる健。こちらは上の写真とは反対側の壁面。


廊下に潜み成り行きを見守るメカロボ。側壁にもパイプが張り巡らされていました。


廊下の壁面に一定間隔にある出っ張りの形が印象的で、それがこのマンションを特定する手掛かりとなりました。

中庭には通路があり庭石が置かれていました。

通路の石畳はそれなりの長さがあり、一致している所は見つけることができませんでした。

健が逃走する廊下は恐らく高層部の廊下で、エレベーターホールから撮影されています。


廊下に火災警報機や消化器がありました。写真には写っていませんが番組と同じ様に自転車を置いている部屋もありました。上層階は日当りもよく天国のような雰囲気でした。

このエピソードでは冒頭で健が見る悪夢のシーンが、後半もう一度現実となり繰り返されます。この非現実的な舞台が特殊な構造を持つ新築の高層団地で撮影されたのもうなずけます。築41年が経過した現在もツインコリダーの空間からは特別な雰囲気を感じましたが、撮影中すれ違う住人の方々は皆穏やかそうでした。


放映日
1973年10月10日

取材日
2013年11月1日