2008年10月7日火曜日

仮面ライダー 支笏洞爺国立公園 その3

第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」
いよいよクライマックス、水蒸気の立ちこめる急斜面での息をのむ格闘シーン。劇中で有珠岳と呼ばれていたため、有珠山を歩きまわりましたが、どこで撮影したのか、全く分かりませんでした。

家に帰って改めて自分で撮影した写真と番組映像を見返してみると、昭和新山ではないか?と思う様になりました。



液体燃料を巡っての攻防もいよいよ大詰め。
恐らく昭和新山の中腹の砂地になっている所だと思います。


中腹にある尖った岩場を見下ろして、決死の撮影だと思います。水蒸気の上がっている付近の地面はかなりの高温で90度近くになる事もあるそうです。

劇中のこのカットで下に見える林中に車が通るのが一瞬写ります。その距離感から判断すると、やはり有珠山ではなさそうです。



有珠山の遊歩道。尾根道を片道1時間ほど歩きます。抜群の眺め。


有珠山の銀沼大火口。写真では分かりにくいですが凄いスケールです。

一連の格闘シーンの中にも有珠山頂だと思われるカットもありますが、おそらく展望台近辺に限定しての撮影だと思います。


追記 2008年10月10日

竹書房の「甦れ!仮面ライダー黄金時代1号2号V3」によると、ライダーとムササビードルの戦闘シーンは昭和新山での撮影と言う記事がありました。講談社の「仮面ライダー公式マガジン、ショッカー編」でそれは、有珠山の山腹とありました。また、当ブログの読者の方から当時の撮影場所1977年の噴火により灰に埋まったと言う情報もいただきました。

再調査がかなうまで今回の記事は参考にとどめたいと思います。もし何か情報をお持ちの方がいれば、教えていただければ幸いです。


放映日 
1971年9月4日

取材日
2008年8月6日

2008年10月2日木曜日

仮面ライダー 支笏洞爺国立公園 その2

第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」
新型液体燃料を巡るムササビードルとの最終決戦は、昭和新山と有珠山での撮影です。昭和新山は昭和18年から僅か2年間で形成されたそうですが、その後も、1977年の山頂噴火、2000年の山嶺噴火を経て、現在も水蒸気が上がっています。



ムササビードルを自転車で追って来た藤兵衛。
昭和新山の麓だとは思いますが、良く分かりません。現在の昭和新山は立入りが制限されていてあまり近くまで行けませんでした。


有珠山の山頂の洞爺湖展望台から見た昭和新山です。現在では麓はかなり緑に覆われています。


同じく展望台です。昭和新山のすぐ隣に洞爺湖と壮瞥町が見渡せます。


展望台はリニューアルされて、番組撮影当時から少し移動していました。以前の展望台跡は立ち入り禁止で、木の柵があった所は植え込みになっています。


有珠山ロープウェイ。
ゴンドラが3番の鉄塔を過ぎたあたり。周辺の電柱の様子が当時と似ています。


画面右にロープウェイの終点「山頂駅」の一部が写っています。昭和新山の右側に広がる光景は西関内でしょうか。


放映日 
1971年9月4日

取材日
2008年8月6日

2008年9月21日日曜日

仮面ライダー 支笏洞爺国立公園 その1

第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」
発信器の電波を追って仮面ライダーが洞爺湖に到着。国立公園の案内の看板に続いて、洞爺湖、昭和新山、有珠山が一望されます。この場面も国道230号線からの撮影だと思います。

大きな島は洞爺湖の中央にある中島です。
島自体は何も変わりません。


周りの小島の位置関係の一致する場所を探し、国道230号線の途中で撮影しました。展望所ではありませんが、見晴らしの良い所でした。


対岸の大きい山は有珠山。左の方には昭和新山が見えます。有珠山は1977年から始まった噴火の影響で山頂付近に有珠新山が形成され、1971年と2008年では形状が大きく異なります。驚くべき事です。


驚異の自然環境のもと、のどかな雰囲気の洞爺湖温泉街。


放映日 
1971年9月4日

取材日
2008年8月6日
2008年8月7日

2008年9月14日日曜日

仮面ライダー 国道230号線

第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」

液体燃料を奪ったムササビードルのオートバイ部隊の逃走ルートは国道230号線です。その追跡シーンの撮影は定山渓・中山峠間を中心に行われています。



定山渓トンネルの終点側です。1969年10月 に新設された、1124メートルに及ぶかなり長いトンネルです。


位置はそのままで、カメラはオートバイを追います。


オートバイ部隊と二手に分かれたムササビードル。
トンネルは出入口とも、壁面が光を良く通す素材に変えられています。


マリ達が捕えた戦闘員にアジトへ道案内をさせる場面も国道230号線での撮影です。大きくカーブしている橋は、薄別トンネルの起点側に掛かる無意根大橋です。


国道230号線から沢に降りていく道の途中からの撮影だと思いますが、丁度アングルが一致しそうな場所は木がかなり茂っていて、なにも見えませんでした。あまりよく見えませんが、薄別トンネルの入り口に雪よけのような物が新設されています。


同じく無意根大橋。欄干は新しくなり、ガードレールも新設されています。石畳は僅かに残されています。


追跡中の仮面ライダーが囮に気がついて引き返す場面で羊蹄山が写ります。正確な場所は分かりませんが、中山峠の道の駅から撮影しました。番組中の画像に写る道路は国道230号線かもしれません。


今回の取材場所は、出発前の下調べでは何処か全く分からずお手上げの状態だったんですが、北海道の道路実走レポートを掲載されているHPのBBSのメンバーの皆様に解答をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

北海道道路レポート "カントリーロード"

放映日 
1971年9月4日

取材日
2008年8月5日

2008年9月7日日曜日

仮面ライダー 小樽市総合博物館

第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」
怪人ムササビードルが新型液体燃料を狙って襲撃する大隅研究所一連の撮影は、小樽市手宮にある小樽市総合博物館で撮影されました。現在は廃線となった北海道初の鉄道、手宮線の車庫の跡地を利用して作られた博物館です。



ムササビードルが掴まっている物は機関車の転車台です。転車台は現在も館内の催しで稼働していて、停止位置が番組撮影時とは異なります。


遠景の構図を似せてみました。レンガ作りの建物は機関車庫1号です。機関車庫1号はもともと5線ありましたが、昭和初期に左側3線が取り壊され、1971年の番組撮影当時は、右側2線のみしか存在しませんでした。今回の取材で撮影した写真に写る左側3線は、1996年に復元された物です。館内の建物ではありませんが、ブロック擁壁の上にある建物が健在です。


一文字とムササビードルの攻防。
転車台の内部で格闘しています。現在は鎖が貼ってあり立ち入り禁止です。


一文字とムササビードルの背景に写る機関車庫が、右側2線分です。転車台の右側の幕が貼ってある所は機関車庫3号なのですが現在は補修工事中です。


劇中では煙を上げるSLを載せて転車台が回転しており、その後の建物が機関車庫3号です。大隅研究所の外観はこの機関車庫3号ではないかと思いますが、幕中の様子は全くわかりませんでした。この機関車庫3号は現存する日本最古の機関庫だそうです。


オートバイで逃げるムササビードルを追跡する仮面ライダー。
サイクロン号は転車台から延びる線路沿いに走っていきますが、現在は無理そうです。


向かって右側の2線に明治41年建造の面影が残されています。復元された左側3線は色が違いますが、煉瓦の積み方も異なっているそうです。


様々な歴史的遺構や道内で活躍した鉄道車両等が静かに展示されていました。今回はかなり駆け足の見学だったのですが、またゆっくりと訪れてみたいものです。


放映日 
1971年9月4日

取材日
2008年8月3日