神奈川県営柿生発電所は第34話では折口犯罪研究所として、第69話では怪人ギラーコオロギとの決戦の場として、2度に渡って撮影に使用されました。川崎市麻生区黒川の長閑な田園風景内にある小規模な水力発電所です。
第69話「怪人ギラーコオロギ せまる死のツメ」
2005年に建て替えられ発電設備も一新されたそうです。その際に中央の円柱部分は大分細くなっており、周辺の設備も簡略化されています。
第34話「日本危うし! ガマギラーの侵入」
偶然オートバイで通りかかった一文字。
正確な位置は分かりませんが発電所の正門へ向かう道だと思います。
一文字の正体を知る犯罪研究所の折口。
発電所内の施設に向かう階段です。基礎部分の形状は変わらないようです。
折口犯罪研究所へ侵入を試みる、怪人ガマギラー。
門もリニューアルされていますが、向かって右側の門柱の横にあるダクトが一致します。撮影当時の門は低くてあまり役に立たなさそうです。
侵入を阻まれ退散するガマギラー一味。
施設内から正門の外側を見ています。電柱の場所はあまり変わりません。2段目の写真で一文字がバイクで走って来たのはこの道だと思います。
神経ガスを浴び記憶喪失になった門前絹子を乗せた車。
画面右奥の細い階段が第69話では主戦場となっていました。
第69話「怪人ギラーコオロギ せまる死のツメ」
仮面ライダー対ギラーコオロギ。
第34話からこの第69話までの間に水色の金属部分は塗り替えられている様な気がします。
登場回数が少ない割には強烈に印象に残っており、個人的には最も行きたかったロケ地でした。建て替えが2005年と言う事ですから、もう少し早く訪れていればと少し残念でした。とは言うものの農業振興地域の風景は素晴らしく、農村と発電所の対比も面白い光景でした。
放映日
1971年11月20日
日本危うし! ガマギラーの侵入
1972年7月28日
怪人ギラーコオロギ せまる死のツメ
取材日
2008年6月7日
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