2013年7月22日月曜日

宇宙鉄人キョーダイン 東急百貨店東横店からの景色

第3話「決戦!タンクーダ大暴れ」
天の川幼稚園の平野先生がダダロイドに襲われる所は東館屋上のちびっ子プレイランドです。グランゼルによる一連の救出劇も全て東館屋上での撮影のようです。東急東横店東館はすでに閉鎖されているので、周辺のビルを転々としながら撮影してみました。


渋谷東映プラザビルから撮影しました。画面中央の高速道路は首都高速3号渋谷線です。外装は化粧直しされています。


画面中央左のオミビルが一致します。取材写真の右上の高層ビルは渋谷では最高層のセルリアンタワーです。


撮影角度が異なりますが、番組の画像の中央の大通りは明治通りです。明治通り添いの大きな看板のある第2名取ビル、その奥の第一叶ビル等も一致している様に思います。番組画像から左下の黄色い滑り台の大道具を取り去ることが出来れば、そこに改築前の渋谷警察署が見えるはずです。


渋谷駅とヒカリエの連絡通路から明治通りを見通せる写真が撮れるかと思いましたが、残念ながら高さが足りませんでした。画面左の渋谷警察署と大きな看板のある第2名取ビルの間が明治通り。画面右はオミビル(1Fに山下書店)です。


スベリ台に逃げ込む子供達の背景の手前は東急東横店西館の塔屋。画面右側の青いシンボルマークは以前は時計だったようです。現在は奥に渋谷マークシティがそびえ建ちます。


屋上から見えるボウリング場はシブヤボウリング。


屋上のちびっ子プレイランドも2013年3月31日で惜しまれつつも閉園。ちびっ子プレイランドの様子も周囲のビルから窺い知る事の出来る範囲で比較してみたいと思います。


背景に換気口の用な物が2つありますが、カメラから見て奥の物の位置が変わっているようです。またこの換気口?東急東横店の3棟とも同じ形の物が備え付けられています。


東急東横店東館の屋上はヒカリエから撮影しました。
ペントハウスなどは当時と変わらないようなので、この取材がもう少し早ければと悔やまれます。


ダダロイドの奥の扉は恐らく西館屋上(現在はアディダスフットサルパーク渋谷)への連絡口です。


屋上越しに見える東急の看板は南館のペントハウス部にあった物。現在は取り外されており痕跡だけが確認出来ます。看板が取り外されてからそれなりに時間は経っているようです。

 
地球防衛軍基地のアンテナへクローズアップするカットも東急東横店の屋上からの撮影ではないかと思います。このアンテナは渋谷区鉢山町にあったNTTコミュニケーションズ鉢山ビルの通信塔ですが、残念ながら現存せず。番組画像にはアンテナの左側に東急ストアの看板があります。この方角には東急ストア中目黒店があり現在も健在です。

 
渋谷駅南口の風景にベース円盤が合成されています。左端の建物が東急東横店南館。右側のビルはビレッジ101ビル。手前には首都高速3号渋谷線、停車中のバスの屋根も確認出来ます。

 
南口のこの景色に限ってみれば、それほど変化がある様には見えません。

 放映日
1976年4月16日

取材日
2013年6月29日 
2013年7月6日
2013年7月15日

2013年7月15日月曜日

宇宙鉄人キョーダイン 東急百貨店 東横店

第3話「決戦!タンクーダ大暴れ」

第3話でダダ星人が襲撃するデパートは東急百貨店 東横店、天の川幼稚園の平野先生が襲われる場所は東館屋上のちびっ子プレイランドです。

渋谷駅前のスクランブル交差点。


東急百貨店東横店の外装は異なりますが、建物の構造自体は変わりません。


外観は外装パネルで覆う形で改装されており、側面やモヤイ像のある南口には改装前の外装も一部残されています。


渋谷駅ハチ公口のスクランブル交差点は当時から現在に至るまで渋谷を象徴する景観でしたが、現在その姿が大きく変わろうとしています。2027年までに5棟の商業ビル建設を含めた3つの再開発事業が控えているそうです。


番組内で東急東横店越しに見える高層ビルは東邦生命ビル(現 : 渋谷クロスタワー)現在は2012年に東急文化会館跡地に開業した渋谷ヒカリエが視界を遮ります。


渋谷駅南口から、角度は異なりますが似た距離感で東邦生命ビル(現 : 渋谷クロスタワー)を見通すことができます。

東邦生命ビル(現 : 渋谷クロスタワー)は1975年の建造当時から比較的最近まで渋谷では唯一の高層ビルでした。今後、再開発計画ではこの界隈にも高層ビルが林立するようです。

このブログで扱っている作品では殆ど渋谷は登場しないのですが、今後の激変が予想されるため何故か落ち着いておれません。


放映日
1976年4月16日

取材日
2013年6月29日
2013年7月1日 
2013年7月6日