2019年9月4日水曜日

仮面ライダー ホテル浦島

第73話「ダブルライダー 倒せ!!シオマネキング」

勝浦を代表する観光ホテル、「ホテル浦島」の館内や周辺のロケーションで様々な場面の撮影が行われています。




従業人の方に改築の際ロビーの位置が昔と変わっているとお聞きしましたが、フロント前のラウンジを柱をガイドにして撮影しました。果たして同じ場所かどうかはわかりません。


坂井親子は本館に滞在していますが、残念ながら取材時は本館には宿泊できず「なぎさ館」から撮影しました。窓外の勝浦港の様子を比較すると、湾内に渡の島埠頭が造成されており、対岸には湯快リゾート 南紀勝浦温泉 越之湯(休館中)が確認できます。


シオマネキングから逃げる坂井親子。ここも「なぎさ館」の室内を撮影しました。


シオマネキングから逃げる途中、坂井親子が階段を降ります。階段のあった場所はラーメン屋になっていました。階段は完全に撤去されているのではなく、壁材で覆われているようです。


そのラーメン屋の向かって左端。


ラーメン屋から大洞窟風呂「忘帰洞」へ向かう館内通路。


ついに追い詰められ逃げ場を失う坂井親子。



助けに来た滝とともに館内のケーブルカーで逃走しますが、現在は廃止され軌道跡には、全長154mのエスカレーター「スペースウォーカー」が設置されています。



終点は「山上館」。その館外へと撮影は続きます。

放映日
第73話「ダブルライダー 倒せ!!シオマネキング」
1972年8月19日

取材日
2018年8月17日
2018年8月18日

2019年7月22日月曜日

仮面ライダー 太地町立くじらの博物館

第73話「ダブルライダー 倒せ!!シオマネキング」

海洋学者の坂井博士の奥さん(ケイコさん)と息子さん(マサオくん)が太地町立くじらの博物館の見学に訪れ、イルカショー見学の最中シオマネキングに襲われます。


1969年に設立された博物館のメインファサード。


セミクジラのモザイクが目を引きます。壁面は塗り直されています。


博物館本館の2Fから1F大ホールを見下ろしています。セミクジラやシャチなどの全身骨格標本は当時と同じもののようです。


イルカショーの観覧席。昔と変わらず大勢の親子連れで賑わっています。


イルカショープールの構造も概ね変わりがないように思います。


小道具がなくなっているのは、ショーの内容の変化によるものでしょう。ダイナミックで見事なイルカショーでした。


坂井親子を狙ってシオマネキング登場。現在ではイルカプールの奥に赤い屋根の資料館が建っていました。

劇中で水族館と呼ばれている海洋水族館マリナリュウムは、残念ながら見逃してしまいました。

放映日
第73話「ダブルライダー 倒せ!!シオマネキング」
1972年8月19日

取材日
2018年8月17日

2019年7月15日月曜日

仮面ライダー 紀の松島

第73話「ダブルライダー 倒せ!!シオマネキング」

第73話の海上ロケでは紀の松島の奇礁奇岩が目を引きます。大泉滉に案内される藤兵衛一行と同様、紀の松島めぐりの遊覧船クジラ号に乗り撮影を行いました。



本郷の右奥に南紀勝浦温泉 越之湯(2019年7月現在休業中)が確認できます。


物語冒頭、岩場から地獄大使が双眼鏡でを覗く場面、シオマネキングが釣り船を襲う場面、物語中盤のモーターボートでの追跡場面は、遊覧船上での撮影とは別に行われているようです。


観光パンフレットによると、手前の三角の岩はライオン岩。遊覧船の折り返し地点で船上から撮影しました。


地獄大使の双眼鏡の手前の鋸状の岩は崩落により変形し、現在ではらくだ岩と呼ばれています。この海岸線にらくだの湯という温泉があり、渡船による送迎があったそうですが現在は休業中です。


取材時はこの岩が番組に写るものだとは気づいていませんでしたが、かろうじて映っていた写真を見ると釣り人がいるので、上陸は可能なようです。



紀の松島の奇岩群。画面左から、兜島、筆島、洞窟の鶴島。



乙島の突端にある乙島灯台。


遊覧船は、往復路共にホテル中の島を通過します。

取材時は荒天のためショートコースでの運行でしたが、通常運行であればこれらのシーケンスで写し出される光景を概ね見て回ることができそうです。

放映日
第73話「ダブルライダー 倒せ!!シオマネキング」
1972年8月19日

取材日
2018年8月18日