2015年11月2日月曜日

仮面ライダー 東京都市大学原子力研究所

第51話 「石怪人ユニコルノス対ダブルライダーキック」

大下宇宙科学研究所の外観の撮影に使用されている円形の建物は東京都市大学(旧・武蔵工業大学)原子力研究所です。2008年に取材に行った際は丁寧にお断りされたのですが、今回は年に一度のオープンラボに参加し念願が叶いました。

〒215-0013 神奈川県川崎市麻生区王禅寺971番地 TEL. 044-966-6131


広大な敷地の中央に研究所施設があります。


研究所に迫るユニコルノスの影が映るコンクリート璧は、壁ではなく畜霊碑でした。


畜霊碑は敷地の隅に供えられていました。


建物の丸い部分の中心に原子炉があり、原子炉を円形に取り囲むように研究室が配置されています。


ユニコルノスと戦闘員が立っているところは研究室の屋根の上です。


一文字の背後の建物は原子炉から西へ伸びている棟です。


一文字の手前にあるコンクリートの基礎のようなものも現存。


窓枠はアルミサッシになっています。


仮面ライダー登場。ここも研究室の屋根の上です。


外装や塗装は新しくなっており、配管もずいぶん増えているようです。煙突のようなものはありません。


両者が飛び降りた所は施設の正面玄関の真上です。


仮面ライダーとユニコルノスは西側の棟の上で対当。


建物の正面に当たる南側のみ赤煉瓦になっています。


現在、施設周辺にはフェンスがあります。


エアコンの室外機が備え付けられています。昔は扇風機とストーブだったのでしょう。

原子炉内部の見学にも参加しましたが、やはり入室に関しては厳重な手続きや検査があり、手荷物もすべて預けるとのことだったので、撮影はしませんでした。見学後に職員の方に話を伺うと原子炉内の撮影自体は問題ないですよ、とのことだったのでまた来年参加したいと思っています。ついでに、昔ここで特撮番組の撮影があったんですよという話もしたのですが、昔は大らかだったんですね、と持参したプリント見て笑ってらっしゃいました。

また、現在は廃炉措置の第二段階で、近い将来、第三段階では全設備の解体撤去と放射性廃棄物の処分の予定だそうです。

原子力研究所の一般公開イベント「王禅寺オープン・ラボ」

放映日
1972年3月18日

取材日
2015年9月5日

2015年11月1日日曜日

仮面ライダー 南アメリカ館

第15話 「逆襲サボテグロン

サボテグロンとの決着戦が撮影されたシャボテン温室は、第1温室の南アメリカ館のようです。入場口から一番近い点が撮影に適していたと思われます。


画面の右側が南アメリカ館の入り口です。


サボテンのレイアウトはあまり巨大なものを除いては流動的のようですが巨大なサボテンの数が減ってるような気がします。この日も職員の方が植え替えの作業を行っていました。


岩のレイアウトも大きく変更されており、番組と一致する岩を見つけることはできませんでした。


サッシも新しくなってるような気がします。


そのようなわけで空間的には間違いないと思うのですが、細かいディティールに関しては特定までには至りませんでした。


温室と温室を結ぶ通路でも撮影されていました。


現在は通路にパネル展示コーナーが設置されています。


温室内の通路から外に出る扉がありました。通用口でしょうか?
ここは現在プレーリードッグ舎が建っているところだそうです(訂正: 2015年11月08日)


第15話「逆襲サボテグロン」
1971年7月10日

取材日
2014年5月6日

2015年9月21日月曜日

仮面ライダー 伊豆シャボテン公園

第15話 「逆襲サボテグロン

伊豆シャボテン公園のシンボルでもある高原竜の像が、シャボテン温室の入口となっております。


大室山とピラミッド型の温室を背後に従えた高原竜像の写真を撮りたかったのですが、館内施設が大幅に増えているため、同じようには撮影できませんでした。 


高原竜像は塗り直されています。塗り直された直後の写真を見たときは随分赤いなとおもいましたが、まただいぶ劣化してきているように思います。


番組の画像を見ると建設当初はもう少し複雑な色味の塗装がなされていたのではないでしょうか。現在の塗装の方がヒドラらしいような気もします。


温室の入場口です。トタン屋根や案内や告知の看板が配置されています。


塗装は内部にまで及びます。


第63話「怪人サイギャング 死のオートレース」
サイギャングが勝丸を拉致する場所がこのシャボテン温室の入口です。

勝丸とサナエは園内をオートバイを走らせ、高原竜像の下で停車します。番組の映像では右手の芝生には七面鳥とクジャクが歩いていましたが、取材時はアヒルと鳩が歩いていました。


取材時の写真では温室マップの看板が視界を遮ります。


背の高いソテツは撤去されたようです。


勝丸を誘導するサイギャング。高原竜像の右翼側で、奥の温室は第5温室メキシコ館。


勝丸は高原竜像の左前足の 奥で後頭部を殴られます。


僕が中学生のとき(1981年くらい)に修学旅行で訪れた際に撮影した写真が残っていましたので掲載します。羽の裏側や下顎などは今と同じようなペンキで塗られているようです。


看板などがなくすっきりしています。いろいろな所を取材をしていて思いますが、最近の過剰な表示物は本当に必要なのでしょうか?