2009年9月22日火曜日

仮面ライダー 川崎市麻生区多摩美 その5

第68話「死神博士恐怖の正体?」

ショッカーの操る隕石の落下現場に姿を見せた死神博士が立っていたのは、旧・東映生田スタジオと現・多摩美児童公園を繋ぐ遊歩道の途中にある階段です。ここも地域の住民の方には無くてはならない階段のようです。



落下した隕石を調べにいき炎に包まれた恋人の助けを求める女性。
この階段を上ると多摩美2丁目の住宅地です。向かって右側の階段の先は、山田流お琴教室と看板が出ていました。


助けを求めた相手が悪かったようです。
蜘蛛男の特写が撮影された階段とは50mも離れていません。

死神博士が立っていた階段のやや手前から、スタジオ方面を見た景色です。この歩道沿いでも撮影が行われているようですが、夜間の撮影が多く、目印になるような物も無い為、なかなか場所の特定が困難です。

遊歩道をもう少し奥に進んだ所からスタジオ方面を見た景色です。番組終盤、第五回怪人軍団撮影会が行われたのは、この写真の左側の開けている所では無いかと思われます。

この遊歩道を更に進むと多摩美児童公園です。


放映日
第68話「死神博士恐怖の正体?」
1972年7月15日

取材日
2008年2月23日

2009年9月15日火曜日

仮面ライダー 東映生田スタジオ跡

仮面ライダーを皮切りに、数々の名作を世に送り出してきた東映生田撮影所、通称東映生田スタジオは、川崎市麻生区多摩美2丁目にありました。スタジオには常設セットが備え付けられていましたが、それ以外にも周辺では数多くの本編や特写スチールなどが撮影されています。


本郷ライダーとサイクロン号。
スタジオへの入り口付近にあった、大小2つのコンクリート壁がいまだ残されています。

現在は改修工事が行われているそうです。(追記 2009年9月23日)

特写スチールの上方に見えるブロック擁壁は、多摩美2丁目の住宅地の基礎です。コンクリート壁の手前には、鉄柵が設けられています。

これまでと逆方向、スタジオ側からみた景色です。一番左の奥に写っている場所が、前回の投稿で桜井とカレンが座っていた所です。このコンクリート壁を通り過ぎた所に、東映生田スタジオはありました。


スタジオの真横に多摩美2丁目の住宅地へ抜ける細い階段があります。そこでは仮面ライダーの最初期のスチールが撮影されています。

簡易な手摺が設けられていますが、階段自体は当時のまま残されているようです。仮設の階段かと思っていましたが、地元の方は頻繁に利用しているようで驚きました。

夏場は雑草で鬱蒼としており夜中に降りるのは、なかなか恐そうです。

撮影所の第二ステージ跡は現在は駐車場、第一ステージ跡はそば屋さんになっています。初訪問時にはなかなか場所が分からず、散歩中の老夫婦に場所を訪ねたところ、「そば屋の所がそうだよ。」と教えていただきました。

奥に見える白い建物が手打ちそば「櫟」。その老夫婦に寄りますと、なかなか美味しいそうです。

追記
手打ちそば「櫟」は残念ながら2011年を持ちまして店じまいしてしまいました。




取材日
2004年10月11日
2008年2月23日
2008年4月5日