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2009年2月5日木曜日

ファイヤーマン 川崎区千鳥町

第21話 「殺しの使者デコンとボコン」
少年達が、デコンとボコンの結合装置を隠していた場所は、川崎区千鳥町にある川崎臨港倉庫のようです。


番組映像では東京電力川崎火力発電所の立ち並ぶ煙突が印象的ですが、新しい発電機への移行の為、旧発電施設は姿を消しつつあり、煙突はすでにありません。

手前の煙突はごみ処理施設です。番組撮影当時は川崎市臨港処理センターでしたが、2001年にかながわクリーンセンターとして生まれ変わりました。


煙突の左側に見える発電所の建物も現在解体中です。発電所内に建つ赤白の鉄塔は健在です。


昔と比べると資材は整然と置かれています。


在りし日の川崎火力発電所の煙突。(2005年2月27日撮影)


2009年1月現在、ほぼ解体済みです。


放映日
1973年5月29日

取材日
2005年2月27日
2009年1月12日

2009年2月3日火曜日

ファイヤーマン 川崎河口水門

第21話 「殺しの使者デコンとボコン」

サッカーチームの少年達がデコンとボコンに最初に出会う場所は、川崎市港区多摩川べり、味の素KK川崎工場のすぐ裏手にある川崎河口水門周辺です。

京急太師線鈴木町駅もしくは港町駅から徒歩5分。



写真では分かりにくいのですが水門はもの凄いスケールです。水門は開閉ゲートの色が異なる以外は殆ど変わりません。水門の向こう側が味の素の川崎工場です。


子供達に宇宙から来た事を身振りで示すデコン。
味の素の川崎工場の設備も幾分かスッキリとしていますが殆ど変わりません。その向こうの巨大な建物は無くなっています。


子供達に相手にされなかったデコンとボコン
水門の真下です。水門側の欄干は少し形状が違うようです。奥の様子は巨大なダクトや右側の建物は一致します。その手前が駐車場なのも同様です。


高性能卓上計算機を持つサッカーチームの子供達を追う岬と千葉。
水門の反対側です。トラックの奥にある水門管理棟は塗り直されていますが形状は同じです。運河には砂利運搬船が番組撮影当時と同じ様に停泊していました。


岬と千葉の追跡を撒いて逃げる子供達。
水門脇の階段から下に降りる事ができます。護岸工事が施されています。向こう側の土手の形状は全く同じです。


対岸は東京都大田区南六郷。大きなマンションが増えました。


国の有形文化財にも登録されている重厚な水門と、近代的な工業施設の対比に非現実的な雰囲気を感じました。

放映日
1973年5月29日

取材日
2009年2月1日