2011年8月27日土曜日

仮面ライダーX 京王よみうりランド駅前

第13話 「ゴッドラダムスの大予言!」

物語の冒頭、ユリシーズが殺人スモッグの実験を行う電話ボックスは、京王相模原線の京王よみうりランド駅前の高架下に設置されていました。



冒頭は京王よみうりランド駅の改札口です。改札と券売所が機械に変わっていますが、レイアウトそのものは同じです。支柱の覆いに描かれている変な犬はランドドッグ。1999年以来、遊園地のマスコットだそうですが初めて見ました。(2013年11月追記)


高架下には以前から自転車が止められていましたが、現在は正式に駐輪場になっています。


電話ボックスは改札から、東京都道・神奈川県道124号稲城読売ランド前停車場線(通称 ランド通り)の中間辺りに2個設置されていたようです。現在はその場所も駐輪場となっており改札の脇に移動されていました。


アポロガイストの立っていた所は電話ボックスより少しランド通り側だと思います。取材写真は場所は異なりますが、2007年に撮影した物です。



2007年に訪れたときが、ちょうど橋脚の塗り替え中だったようです。その時電話ボックスがあったかどうかは分かりません。


アポロガイストはランド通りの方へ走り去ります。


ランド通り側の高架の出口です。これも2007年の撮影で、この時は、橋脚の蛍光灯も劇中と同じ形をしており、地面のブロックも一部残されていました。ランド通りを渡ると妙覚寺です。


第13話 「ゴッドラダムスの大予言!」
1974年5月11日

取材日
2007年11月18日
2011年8月24日
2013年11月15日(追記)

2011年8月14日日曜日

仮面ライダー 江ノ島の防波堤

第47話「死を呼ぶ氷魔人 トドギラー」

江の島の東側、湘南港臨港道路付属駐車場の周辺に設置されている防波堤でもいくつかの場面が撮影されています。


2002年の整備によって防波堤が2~3メートル高くなったそうです。古い堤防を土台に拡張されており、堤防の下部に古い堤防の側壁が確認できます。


防波堤は途中で角になっている所があり、その辺りで海面に見える岩場も一致しました。


波消しブロック部分は立入禁止ですがが、そこから海に降りる通路のような物はありました。


2002年の整備時に波消ブロックが増えており、劇中と同アングルで見上げる事は出来ません。


仮面ライダー対冷凍怪人トドギラー。


防波堤から下りると前回の記事にある表磯です。


画面中央に防波堤から磯に下りる通路、左端にトドギラーが出入りする洞窟。手前のイケスは番組には登場しません。


放映日 
1972年2月19日

取材日
2011年7月30日

仮面ライダー 江ノ島表磯

第47話「死を呼ぶ氷魔人 トドギラー」

トドギラーとの2度に渡る戦いは全て、江ノ島の海岸部で撮影されています。撮影に使用されている磯は、江の島観光ルートには含まれていない部分ですが、磯の通称を調べると総称は「表磯」。撮影場所は「水道口」と呼ばれている辺りです。



この正面の岩場を中心に撮影が行われていたような印象です。


これも一つ前の比較写真でが画面の中心に写っていた岩場です。


これも同じ岩場です。
大きな穴ぼこが一致しているかに思えましたが、岩の起伏の印象は異なる気がします。落石を片付けたりもするのかもしれません。


崖は落石が起こりやすく、崖側一帯には柵が設置されています。


トドギラーが出入りする洞穴はその柵内にあります。
取材写真では比較的新しく落ちて来たと思われる岩が写っていますが、相当巨大な岩が落ちてくるようです。


奥に洞穴が見えますがかなり大きな穴です。


仮面ライダー対冷凍怪人トドギラー。
地面にある四角い物はイケスだそうで、補修されていますが現在は使われていないそうです。今回は何はさておきこの四角い物を見たかったんですが、イケスだとは思いませんでした。


イケス脇での戦い。奥に見える崖の地層が良く一致します。


イケスの縁です。
ライダーの左足の所にある窪みは一致しているのではないかと思いますが、全体的にかなり浸食されています。


ここもイケスの縁です。


特写スチールとの比較です。
撮影当時は波消ブロックの数が少なかった事が伺えます。防波堤の改修は2002年に行われたそうです。


一文字対ショッカー。
「水道口」のすぐ先にある「蹄鶴ヶ崎」と呼ばれている磯です。


取材時はかなり潮が満ちてしまいまして、足場は殆ど水没しています。


取材当日は最初に岩屋のある稚児ヶ淵の方に行ってしまい、その稚児ヶ淵側の海岸から、表磯まで直接行くことが出来ず、大分体力と時間をロスしてしまいました。

実際に着いてみると、磯のすぐそばに駐車場があるため、撮影の効率などを考えるとこちら側しかないなと思いました。

放映日 
1972年2月19日

取材日
2011年7月30日