2016年12月8日木曜日

超人バロム1 読売ランド前駅

第13話「魔人タコゲルゲが子供をねらう!」

小田急小田原線の読売ランド前駅は東映生田スタジオ作品で頻繁に登場します。超人バロム1も例に漏れず撮影が行われていましたので、このブログでも何度目かの投稿になりますが改めて取材いたしました。


松五郎がドルゲ魔人タコゲルゲの説明をしている場所が読売ランド前駅の南口改札前です。歩道橋から見たお馴染みのアングルです。地面にちょうど段差があった場所にうっすらと筋が残っています。


現在は自動改札で入退場は1方向ですが、旧改札口は二方向から出入りできたという話を地元出身の方に伺いました。


松五郎が立っている所は箱根そばとOdakyu SHOPの間あたりだったのではないかと思います。


線路を跨ぐ横断歩道橋の幅が広くなっています。改修で太くするとは考えにくいので、やはり架け替えたのだと思います。


写真では分かりにくいですが、小田急線の架線設備は同じもののように見えました。


横断歩道橋の架け替えがいつのことなのかは不明です。


現在の箱根そばがあるところは、番組撮影当時は小田急フローリストという花屋さんだったようです。仮面ライダーアマゾンでは営業時間外の撮影だったようですが、このエピソードでは営業中です。人通りがある昼間に撮影したのでしょう。


猛と健太郎が様子を伺っているところも小田急フローリストです。正面奥のワゴンにはニューヴィクトリアのロゴが確認できます。


松五郎の話を聞く通行人の後ろの六角形の看板のあるビルは、大京園という中華料理屋さんで、大変評判のいい料理屋さんだったそうです。取材写真で伊藤耳鼻科の看板がある電柱が番組中のものと同じものかどうかは分かりませんが、場所は同じ所にあるようです。


大京園は後継者がなく90年代に閉店してしまったそうです。親戚の方が百合ヶ丘駅前のアーケードで同名のお店をやっていたそうですが、 それもここ最近閉店したとのことです。

以前のよみうりランド駅前通りの記事にコメント欄に、元住民様から詳細な情報をお寄せいただけました。より詳しい当時の様子がわかるのではないかという思いから現地を訪れまして、今回新しい記事にすることができました。大変ありがとうございました。また駅前の様子に関してアドバイスしていただいたお二人の識者の方々にもお礼申し上げます。ありがとうございました。

超人バロム1
第13話「魔人タコゲルゲが子供をねらう!」
1972年6月25日

取材日
2016年12月3日

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