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2009年3月19日木曜日

仮面ライダー 日大グラウンド

仮面ライダーで、数多くのオフロードでのオートバイアクションシーンが撮影されたのは、現在、日本大学稲城総合グラウンドのある所だと言われています。

様々なロケ地に関する資料で、「ホンダのモトクロス場」や「トミナガオートランド」と呼ばれている場所は、概ねこの辺りだったのではないかと思います。


仮面ライダーOP(第53話から67話)

ラストカットで背景に見える団地は平尾団地で、給水塔が2本あるのが確認できます。


樹が生い茂り、写真が上手く撮れませんでした。給水塔の角度と、分かりづらいですが、その奥の鉄塔の見え方も大体一致します。


別の場所から、2本の給水塔が分かりやすい写真を撮ってみました。じつは最初はここが撮影場所かと思ったのですが、はずれでした。

仮面ライダーED(第53話から80話)

日大グラウンドの最も近くにある東京電力西北線9番の鉄塔です。


現在、撮影場所は金網で覆われています。鉄塔は昭和45年にたてられたとあり、当時と同じ物ではないかと思います。

第13話「トカゲロンと怪人大軍団」


第13話の最終決戦のシーンも「トミナガオートランド」での撮影とあります。ルリ子がライダーを見送るエピローグの撮影場所は、西北線9番の鉄塔と日大グラウンドの間にある路ではないかと思います。だとすれば、後ろに見える鉄塔は西北線9番の鉄塔です。


サイクロン号は坂浜の方へ走っています。右側のフェンスの外側が急斜面になっており、それを下るとが日大グラウンドです。第13話の怪人軍団との決戦シーンはその急斜面で撮影されたのではないでしょうか。

第14話「魔人サボテグロンの襲来」

ショッカーのバイク部隊とのアクションシーン。今回の取材はこの鉄塔の見え方が足がかりになりました。


この場所は西北線九番鉄塔のすぐそばで、東京都多摩ニュータウン整備事務所の事業予定地となっていますが、草むらのまま長らく放置されているようです。

この草むらでラジオを聞きながらゴルフの練習をしていた初老の男性にお話を伺った所、昔はこの辺もモトクロス場だったと教えていただけました。


西北線9番鉄塔の一つ東側の西北線10番鉄塔付近。現在農場が広がっていますが、この辺りも撮影に使用されていたのかも知れません。


放映日
第13話「トカゲロンと怪人大軍団」
1971年6月26日 

第14話「魔人サボテグロンの襲来」
1971年7月3日 

取材日
2008年1月19日
2009年3月7日

2009年3月16日月曜日

仮面ライダー 多摩サーキット跡

仮面ライダーでオフロードでのオートバイ戦の撮影に多用された場所は2箇所あるようです。様々な情報を自分なりに整理しますと

1.現在は稲城市坂浜の日大グラウンドとなっている場所。「ホンダのモトクロス場」、「トミナガオートランド」などと呼ばれている場所。

2.「多摩サーキット」
稲城南山の山中にあったオフロードコース。

今回は南山にあった多摩サーキットの跡を訪ねてみました。

劇場版 仮面ライダー対ショッカー (1972年3月18日上映) 



サーキットの辺りは南山東部土地区画整理事業が始まる以前は雑木林に覆われていました。伐採の進んだ現在の状態が撮影時の風景を忍ばせるのは皮肉です。(2009年2月)


正確な位置は全く分かりませんが、この場面は妙法寺の周辺の地形に似ている気がします。


取材の写真には妙法寺の仏舎利塔が写っています。仏舎利塔は1974年の航空写真でみると、撮影当時はまだ無かったようです。



画面の奥によみうりランドが確認できます。右画面外に妙法寺があります。(2009年2月)

仮面ライダー
第53話 怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦
 (1972年4月1日放映)

劇中のコースと似た写真がありましたので追加しました。高低差のある分岐路です。(2011年1月)


埋蔵文化財調査が始まったばかりの頃の写真です。(2008年1月)



この辺りは以前は、オフロードバイクで走っている人が結構いました。(2008年1月)


赤い鉄格子が多摩サーキットの正門だそうです。
画面左の緑色の金網の向こうは東京よみうりカントリークラブ。


講談社の仮面ライダーオフィシャルマガジンVol.1で、多摩サーキットで撮影されたと明記がある物は.この劇場版「仮面ライダー対ショッカー」と、第28話 「地底怪人モグラング」第53話「怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦」です。

また第13話「トカゲロンと怪人大軍団」では劇中に「タマサーキット」の看板が写りますが、その背景に見える団地は平尾団地(つまり坂浜)のような気がします。

資料によっては、2つのコースの区別がされていない場合や、南山のコースがトミナガオートランドとされている場合もあり、簡単には結論は出せないのですが、中間報告として掲載させていただきました。もし何か情報をお持ちの方がいれば、教えていただければ幸いです。


2011年8月1日追記
ここでいう所の「多摩サーキット」で撮影されていると言う、西部警察 PART-IIIのエピソードを教えていただけましたので、youtubeで確認(33:15以降)してみました。

西部警察 PART-III
第36話  対決!!マグナム44 (1984年1月22日放映 )

文化財の調査が始まる以前は、ハイキングコースとサーキットの境目が、アルミパイプ製の柵で仕切られており、劇中でもその様子が映し出されていました。




物語のラストシーンはランド坂のヘアピンカーブです。ランド坂を見るまでもなくいくつかの自然の特徴が一致するように思いました。


取材日
2008年1月27日
2009年2月7日

2008年7月4日金曜日

仮面ライダー 杉山神社

第55話「ゴキブリ男!! 恐怖の細菌アドバルーン」

ショッカーがインチキ殺虫剤の販売員、黒木と井川を拉致する場面は、平尾団地の北西のはずれにある杉山神社で撮影が行われました。

インチキ殺虫剤の売り上げを勘定する二人に、ショッカー襲来。
杉山神社の入り口です。巨木は切られています。狛犬の配置も大分変わっており、鳥居も新しくなっているような気がします。


今回の取材時に撮影した写真は神社の奥から入口側を撮影したのですが、狛犬の位置からすると180度逆だったようです。多分ロケ時には狛犬は鳥居の内側にあり、現在は鳥居の外側に配置されているのではないでしょうか。


杉山神社の入り口の逆方向の光景。画面を横切る道路は、平尾団地の北西の外周に当たる道路です。


本郷がゴキブリ男の車を追跡する場面も、団地の北西の外周道路で撮影されています。


劇中では「平尾台団地から北に車で逃げた」と五郎からの連絡がありますが、実際にもこの一帯は平尾団地の最も北側で、車も北に向かって走行しています。


杉山神社の境内はむきだしの関東ローム層の赤土の崖に囲まれており、特撮番組の原風景を見ているようで、つい登ってみたくなりました。


放映日
1972年4月15日

撮影日
2008年1月19日

2008年7月2日水曜日

仮面ライダー 平尾団地

第55話「ゴキブリ男!! 恐怖の細菌アドバルーン」

第55話の舞台になった、劇中で「平尾台団地」と呼ばれている団地は、東京都稲城市にある平尾団地で、東京都住宅供給公社「平尾住宅」が正式名称です。ロケ当時は小田急多摩線栗平駅がまだ存在せず、最寄りの駅は百合ケ丘だったそうです。

平尾団地は1971年7月から入居が始まったそうです。
第55話が撮影されたのは1972年の恐らく2〜3月で、番組内のベランダの洗濯物の様子からすると、すでにほぼ満室なのではないかと思います。


ゴキブリ男登場。
この陸橋の向こう側の階段が第24話でキノコモルグが太鼓を叩きながら歩いていた所で、そこを降りると平尾団地商店街です。


建物はあまり変わりませんが、テレビアンテナが衛星放送用の物に変わっています。


インチキ殺虫剤「ゴキコロリ」を団地に売りに来た黒木と井川。
平尾団地内にある、ひらお保育園のすぐ西側にある階段です。


近景だけでなく、階段下の地形も良く一致します。


黒木と井川の動向を見張るショッカー。
ちょうど黒木の立っている所から土手を見上げた所にある棟。かと思ったんですが、右に別の棟が映っているので違う所かもしれません。


この場所も平尾団地商店街から西にほんの少し移動した所です。広大な団地であっても撮影に適した場所と言うのは限られているのかもしれません。


放映日
1972年4月15日

撮影日
2008年1月20日