2014年5月21日水曜日

仮面ライダー 三頭橋

第81話「仮面ライダーは二度死ぬ!!」

ゲルショッカーの次峰サソリトカゲスが、元ショッカーの科学者たちを相手に酸欠ガスの実験を行うアーチ橋は、奥多摩町と檜原村とつなぐ奥多摩周遊道路の起点、三頭橋(みとうばし)です。

奥多摩湖の対岸はイヨ山。その奥の三頭山を超えると檜原村です。取材時は国道411号の西東京バス「陣屋」バス停辺りから撮影しました。


ショッカーの科学者たちを乗せたマイクロバスはイヨ山のふもとの湖畔道路を三頭橋へ向かっています。


三頭橋はイヨ山と大寺山の間に架かっており、橋の奥には向山〜奈良倉山(山梨県)が霞んでいます。


マイクロバスの後方に三頭橋の終点側のコーナーが確認でき、アウトコース側の擁壁の形状も一致します。


橋の印象は全く変わりませんが、細かい所を見ると斜めに張られたケーブルの結合部に照明が追加されています。アーチ部材は比較的最近塗り直されているような気がしました。


歩道と車道の間にガードパイプが設けられていました。


欄干も新しくなっており、一定間隔に異なるデザインのレリーフの装飾が施されていました。


新しい欄干はなかなか頑丈そうです。


奥多摩湖に架かるこのニールセンローゼ形式を持つ三頭橋は1969年完成したものだそうですが、そのモダンな印象は湖との対比も美しく、とても45年も前につくられた物とは思えません。


放映日 1972年10月14日

取材日 2014年1月21日

2014年4月29日火曜日

仮面ライダー 小河内ダム原石山周辺

第56話 「アマゾンの毒蝶ギリーラ」

小河内ダムの堤体の入り口にある原石山周辺ではオートバイ等の走行シーンが撮影されており、原石山にある人口降雨発煙所では毒蝶女ギリーラとの最終決戦の幕が切って落とされます。


多発する自動車事故の調査に来た滝と本郷。管理事務所脇から原石山を一周する道路ですが現在は通行止めです。番組画像では道路から斜めに降りる通路の手摺が確認できます。そこを下った所が仮面ライダーがギリーラに止めを刺した場所ではないかと思います。


自動車に載った親子がギリーラに遭遇する場面や本郷がギリーラのアジトである九条邸に向かう場面など、このエピソードでの車両の走行シーンはエピローグを除き概ねこの道です。


ギリーラのアジトから脱出後のサイクロン号の走行シーンも例に漏れず。


物語冒頭で自動車を狙うギリーラが立っているのは先ほどの道路から原石山にある人口降雨発煙所へ上る階段です。


登頂部の手摺は当時と同じようですが、階段の入り口を閉じている鉄柵はかなり新しく頑丈そうでした。


番組画像では基礎のコンクリートに「山沢」や「ノリヨ」などの落書きが読み取れますが綺麗に消されています。


石垣が円柱状に組まれた部分も健在です。


劇中の石垣に取り付けられていた拡声器は、取り付け金具だけが残されていました。新しい拡声器もすぐ近くに設置されています。

光の戦士 ダイヤモンド・アイ 第2話「前世魔人を倒せ!」

人口降雨発煙所は他の特撮番組でもクライマックスシーンに用いられることが多いようです。


ダム堤体から原石山の方を見るカットで救出された人々が仮面ライダーを見送ります。

人口降雨発煙所は渇水対策として1966年に設置され現在までに802回も可動したそうです。昨年も12年ぶりに稼働し2時間で40mmの雨が降ったそうですが、その効果は疑問視されているようです。一度稼働中に見学したいものです。


仮面ライダー 第56話「アマゾンの毒蝶ギリーラ」
放映日 1971年4月3日



光の戦士 ダイヤモンド・アイ 第2話「前世魔人を倒せ!」
放映日 1973年10月12日

取材日 2014年1月21日

2014年4月22日火曜日

仮面ライダー 小河内ダム堤体

第56話 「アマゾンの毒蝶ギリーラ」

毒水作戦で毒蝶女ギリーラの標的になる奥多摩ダムも小河内ダムです。今回は堤体そのものと人口降雨発煙所のある原石山、それら周辺の地形を最大限に生かした見応えのある画面が作り出されています。


下流側からのダム堤体。堤高は149mにもなります。


堤体のふもとに第1号取水施設取水管と水じょく池が辛うじて確認出来ます。画面右の橋は水根沢橋で、かつては貨物線が通っていたそうです。


湖面側からのダム堤体。番組撮影中の奥多摩湖の水位は高く、第1話の蜘蛛男戦が撮影された余水吐水門下での撮影は不可能だったのではないかと思われます。


停泊中のボートは水質調査船、オレンジのブイは防塵装置だそうです。


今回の取材時は途中から天候が悪化し雪が降ってきました。


堤体の入り口。取材写真の右端には1980年竣工の第2号取水施設が写っています。


対岸の八方岩展望台がよく見えます。

新1号編の開始から改められたOPの冒頭で小河内ダム堤体をサイクロン号が疾走する場面が使用されていますが、恐らく第56話の撮影時に撮影されたのではないかと思います。

OP (第53話から第67話まで)

堤頂部の入り口で、手前側はアスファルトがひき直されています。


堤体を渡りきった所にある案内板や排水管が同じ場所にありました。

第56話 「アマゾンの毒蝶ギリーラ」

藤兵衛たちの救出に向かう仮面ライダー。


原石山から撮影した堤頂部を俯瞰する走行シーンもありますが、この正面からのカットはOPと同じタイミングで撮影しているような気がします。

仮面ライダーカード109番「毒蝶女ギリーラ」も小河内ダム堤体での撮影です。

第1話のロケ地と同じ場所で、ほぼ同じ季節にもう一度撮影されていると言うのが面白いですね。やはり新一号編の開始に会わせ、ゲンを担いでのことなのでしょうか?


第56話 「アマゾンの毒蝶ギリーラ」
放映日 1971年4月3日

OP (第53話から第67話まで)
放映日 1972年4月1日〜7月8日

取材日 2014年1月21日