2008年10月11日土曜日

チビラくん ニッカウヰスキー余市蒸溜所

第31話 「勲章が欲しいんだ!

パパゴンが勲章を受け取りにやってくる、ネコロンダー国のホネホネ城は、北海道余市郡余市町にあるニッカウヰスキー余市蒸溜所です。

JR小樽からJR余市まで約30分。駅を出ればすぐ石造りの正門が目に入ります。蒸留所内の建造物9棟が国の有形登録文化財に認定されているそうです。



パパゴンを先回りしホネホネ城に入城したゴルバ。
正門を背後に蒸溜所の奥へと向かう通路で、画面左側には乾燥棟が立ち並びます。


ホネホネ王登場。
この建物はニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝さんの事務所で、余市町より指定文化財に認定されているそうです。


パパゴンに成り済まし勲章をもらったゴルバ。
奥の建物は粉砕・糖化棟。内部の見学は出来ません。


ホネホネ王と酒盛りするゴルバ。
棟と棟の間です。ここは立ち入り禁止でした。


ガキンコの後ろの建物は細部まで一致しますが、建物の奥の様子はかなり異なります。


創業者・竹鶴政孝さんの胸像です。


蒸溜所の丁度中央にあるニッカ沼です。撮影当時と比べ大分広くなっているようでした。白鳥は1羽しかいませんでした。


ゴルバの背後の灰色の屋根の建物が前出の旧事務所。現在は緑色です。


背景の建物はリタハウス。かっては研究室だったそうですが、現在内部は喫茶ルームになっています。リタと言うのは創業者・竹鶴政孝さんの奥様のお名前だそうです。


正門を入ってすぐの所に立ち並ぶ乾燥棟の一つです。


ゴルバの身を案じるガキンコ。
一番正門に近い乾燥棟の入り口です。ここも中へは入れません。


チビラ達の後ろの建物は発酵棟で、内部見学も可能です。


ホネホネの后となったママゴン。完全にカカア天下です。
正門脇にある入り口です。屋根が高くなっています。水飲み場は無くなりました。


万事解決。

このロケ地が北海道にある事を知って、この夏北海道に行く決心をしました。取材当日はうららかな天気の中、撮影当時と殆ど変わらない風景に感動し、試飲した竹鶴ウィスキーもスモーキーで最高でした。

放映期間
1970年3月30日〜1971年9月25日

取材日
2008年8月5日

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも拝見させていただいておりますが、40年前のまま残されているロケ地は大変貴重ですね。
映像作品と現状とがほとんど変わっていないのには感動いたしました。

MGG さんのコメント...

コメント有り難うございます。

普段は変化を比較するのが面白いと思っているのですが、
やはり当時のままの風景を目の当たりにすると圧倒されます。

それにここはロケ地抜きにしても、
家が近くだったらしょっちゅう行きたい様な所でした。