2008年3月20日木曜日

ミラーマン 都立駒沢オリンピック公園 3

第46話「死都に愛の鐘が鳴る」

仲間を裏切り命を狙われミラーマンに助けを求めたインベーダーの女性、丘野リサと、鏡京太郎が待ち合わせた場所が駒沢オリンピック公園です。



京太郎を待つリサ。落ち着きがありません。リサが座っていたのは広場中央の、駒沢通りからみて二番目のベンチです。かなりのローアングルです。


京太郎は困惑しながらもリサの言葉を信じることに。二人が向かい合っているのはオリンピック記念塔の正面側です。


リサの命を狙うインベーダーの刺客。キラーが座っている所はオリンピック記念塔の真下の池に接する階段です。


刺客はリサの実の姉です。取材写真にのみ送電鉄塔が見えますが、都南線38番鉄塔です。


レーザーが命中。こちらの送電鉄塔は都南線39番ですが、現在は木で隠れてしまいます。


京太郎に追われ逃げる女インベーダー。仮面ライダーと同じく、駒沢通りから見て公園奥側の螺旋階段です。番組画像にある植木や青い傘状の物は無くなっています。現在写真の右にある三角屋根は売店です。


ここではオリンピック公園の奇抜な景観を、押さえ気味の色彩設計、特徴のある画角で捉え、静的なカットを丁寧に積み重ねることで、独特の緊張感のある場面が描かれています。仮面ライダーの躍動感あふれる、流れるようなアクションシーンとは対照的で面白いです。


放映日
1972年 10月22日

取材日
2008年2月13日
2008年3月19日

2008年3月18日火曜日

仮面ライダー 都立駒沢オリンピック公園 2

駒沢オリンピック公園 の続きです。

中央広場にあるオリンピック記念塔の周辺で、仮面ライダー対ピラザウルスの第2ラウンドが繰り広げられました。


第16話「悪魔のレスラー ピラザウルス」


仮面ライダー対ピラザウルスとハリケーンジョー。管制塔の裏は一段高い広場になっています。そこを囲う石垣の上で戦っています。


番組で確認すると場所はほぼ間違いないのですが、石垣が一致しませんでした。他の建物と同様に改修されたのではないでしょうか。取材写真の木の向こうに都南線の39番鉄塔をわずかに確認する事ができます。

第17話「リングの死闘 倒せ! ピラザウルス」


オリンピック記念塔の足下で相対する両者。塔も表面が白く綺麗になっています。


パンチの応酬。画面左に映る池の中にある逆台形の物は聖火台だそうです。


スピーディなアクションとカメラワーク。陸上競技場のその先に延びるのは第一陸橋です。


第2ラウンドは痛み分け、サイクロン号で去る仮面ライダー。オリンピック記念塔は管制塔とも呼ばれ、この公園のシンボル的存在です。


その3もあります。


放映日
第16話「悪魔のレスラー ピラザウルス」
1971年7月17日

第17話「リングの死闘 倒せ! ピラザウルス」
1971年7月24日

取材日
2008年2月13日
2008年3月19日

2008年3月17日月曜日

仮面ライダー 都立駒沢オリンピック公園 1

第16話「悪魔のレスラー ピラザウルス」

第16話でのプロレス会場の外観は、駒沢オリンピック公園の中央広場、特に駒沢体育館を中心に撮影されていました。駒沢体育館では実際にプロレスの興行が行われた事もありました。


中央広場から見た屋内球技場。


プロレスラー草鹿昇を拉致して体育館を立ち去るショッカーの女幹部マヤ。このような螺旋階段は中央広場脇に2箇所ありますが、駒沢通りから見て公園の奥側の物です。


螺旋階段をでてそのまま進むとオリンピック記念塔の裏側の広場。番組画像には送電鉄塔が見えます。取材写真ではわかりにくいですが、大きく育った木の向こうに都南線の39番鉄塔があります。


螺旋階段から駒沢体育館の右横の広場を見ています。現在は芝生ではありません。


公園を後にするマヤの車。現在 、階段下の広場はスポーツをする人で賑わっていますが、当時は駐車場だったようです。


サイクロン号でマヤの車を追う仮面ライダー。駒沢オリンピック公園管理所脇の駐車場です。画面右の白いタンクは青く塗られています。


サタンマスクに会いに来た、草鹿昇の弟、きよし。駒沢体育館のエントランスは大きく作り替えられています。2016年に東京オリンピックが実現したら、東京の景色もまた大きく変わりそうです。


右からハリケーン・ジョー、サタンマスク(ピラザウルス)、マヤ。奥に見えるのは陸上競技場です。当時よりも表面が白く綺麗になっています。


特撮番組のロケの名所とも言えるこの公園ですが、建物に特徴があるせいか、同じ番組内で汎用的に使用される事は少ないようです。

その2に続きます。


放映日
1971年7月17日

取材日
2007年6月2日
2008年2月13日

2008年3月11日火曜日

仮面ライダー 公社多摩川住宅

第60話「怪奇フクロウ男の殺人レントゲン」その2

怪人フクロウ男の殺人レントゲンの実験を目撃した女学生が逃げ込む団地は、東京都住宅供給公社、多摩川住宅です。着工は昭和39(1964)年、竣工は昭和43(1968)年。公社初のマンモス団地だそうです。



団地をパトロール中の警察官。女学生は電話ボックスに身を隠しますが、今はガラス張りなので隠れられません。別の場所にも電話ボックスがあった可能性がありますが、今ではここにしかありません。


憔悴の女学生。奥に見える団地はニ号棟で現在の壁の色はピンク色です。


女学生を探してまわるフクロウ男。団地の一番南側で、奥に多摩川の土手が見えます。ここでも歩道のコンクリートブロックはアスファルトに変わっています。


団地の南端の多摩川沿いの道です。いまいち確証がないのですが、画面の左端は多摩川の土手だと思います。


このロケの撮影は大部分がト号棟とホ号棟の間の道でおこなわれていました。ト号棟は団地の形が他と少し異なります。



どこの団地でも非日常的な雰囲気がありますが、ここは群を抜いてSF的だと思います。しかし仮面ライダーではいたって日常的な舞台背景として扱われています。そんなところにも大型集合住宅が一般化してきた、1970年代の世相が反映されているのかもしれません。


放映日
1972年5月20日

取材日
2008年3月8日

2008年3月8日土曜日

仮面ライダー 国立天文台三鷹キャンパス

第60話「怪奇フクロウ男の殺人レントゲン」その1

大時計爆発計画をもくろむフクロウ男のアジトの外観は、国立天文台三鷹キャンパスの太陽分光写真儀室、通称「アインシュタイン塔」と呼ばれる天体観測用の施設で撮影されました。

塔全体が望遠鏡の役割をするため、「塔望遠鏡」とも呼ばれるそうです。1930年に建設され1998年に国登録有形文化財に指定されました。現在は外観のみ見学可能です。



フクロウ男のアジトに潜入する、本郷と滝。
アインシュタイン塔の裏側の斜面が雑木林になっています。雑木林は程よく手入れされているようです。


アインシュタイン塔の屋上のドーム。
ドーム内にはカール・ツァイス社製の直径60cmの反射鏡が2枚あるそうです。実は塔の裏側は立ち入り禁止でした。どうもすいません。


自動光電子午環(画面手前) ゴーチェ子午環(画面奥)

キャンパス内は他にも様々な天体観測用の施設が見学可能です。非日常的な雰囲気ですので、天体に興味のない方でも楽しめるとおもいます。


放映日
1972年5月20日

取材日
2008年3月2日